すそわきが治療で保険適用される手術はありますか？

すそわきがの臭いに悩んでるあなた。

病院やクリニックで保険適用で受けられる手術や治療方法を探していると思います。

ワキガの場合にはいくつか医療保障制度の健康保険が適用される手術もありますが、実際すそわきが治療の場合にはどうなのでしょうか？

実は、すそわきが治療に保険適用は期待できないんです...。

すそわきが治療や手術って健康保険適用されるの？

すそわきが治療や手術で、健康保険を使って診療費が治療費が安くなる方法には、どんなものがあるのでしょうか？

まず、保険が適用される医療保障制度の基準としては、

• 日常生活を送るのが難しい
• 症状による精神的苦痛や疾患の発生

など、お医者さんが患者さん症状をみて、保険診療として治療をするかどうかを判断します。

なので、ワキガ治療に関しては保険適用となる治療や手術がいくつか存在するのですが、すそわきが治療に保険が適用される例は、極めて少なくなってしまいます。

基本的には、『すそわきがへの保険適用の治療方法はない』と言っても良いかもしれませんね(T_T)

すそわきがに健康保険が適用されない理由

では、なぜワキガ治療には保険が適用されて、すそわきが治療の場合は保険が適用されないのでしょうか？

それは、先ほども少し触れましたが、『日常生活を送るのが困難なほどの症状との認識がまだ無い』からなんです。

ワキガの場合は、普段の生活の中で周囲の人に臭いを気付かれることも多く、円滑な人間関係の構築や、スムーズな仕事の業務遂行が難しい場合があります。

でも、すそわきがの場合は、ワキガほど周囲に気付かれることが少ないといった理由で、保険適用外になることが多いんです。

とはいっても、

「すそわきがだって普段でも下の方からにおってくることあるし、特に彼氏とエッチする時にクサイって思われないか心配で、エッチが怖いくらいなのに…。」

って気持ちになります。

現状では、すそわきが治療に保険が適用されることはほとんどありませんが、今後医療制度が変わり適用範囲が拡大されるかもしれませんね。

ワキガ治療の場合でも、保険診療が適用となる治療方法は、ごく限られた施術方法しかありません。

ここでは、ワキガの場合に保険適用の対象となる手術方法をいくつかご紹介します。

※すそわきがの場合でも、医療機関や症状の度合いによっては保険適用になる可能性が無いワケではありませんので、どうしても気になる場合はお医者さんに相談してみても良いでしょう^^

剪除法(せんじょほう)[皮下組織剥離法]

剪除法(皮下組織剥離法)は、ワキガ患者さんによく施術される手術方法になります。

患部を４～5cmほど切開し、そこからメスを入れて皮膚を剥離した上で反転させ、皮膚の裏側に存在するアポクリン汗腺を『目視』によって直接見ながらハサミで切除していきます。

ただ、陰部への負担が多き過ぎることと、場所的に手術が難しいこともあり、すそわきがへの剪除法は行っていない場合がほとんどです。

保険適用後の治療費用

片脇15,000円～20,000円 (すそわきが・陰部への施術例・保険適用例は報告されていません)

皮下組織削除法（ひかそしきさくじょほう）

皮下組織削除法は、現在ではイナバ式皮下組織削除法がほとんどの医院で行われているくらい、『イナバ式』が浸透しています。

ただ、イナバ式の場合はワキガ治療の場合でも保険適用されないことが多いので、注意が必要です。

皮下組織削除法のメリットは、皮膚を数cmほどしか切開しないために傷跡が小さくてすむこと。

この切開した穴にハサミの片側の刃がローラーになっている器具で、皮膚の裏側にあるアポクリン汗腺を削ぎ落としていく方法になります。

剪除法もそうですが、術後の後遺症や手術の効果は執刀してくれるお医者さんのスキルに大きく左右されますので、安心して手術を任せられる病院探しが大変なイメージですね。

また、皮下組織削除法はダウンタイムがとても長く、１週間～10日間は日常生活に大きな支障があります。

保険適用後の治療費用

70,000円～100,000円 (すそわきが・陰部への保険適用例は報告されていません)

超音波吸引法

超音波吸引法は、その名の通り超音波の振動でアポクリン汗腺を破壊して、剥離された細胞を吸引する方法になります。

1～2cmほど切開し、そこから超音波メス(ソノペット)と呼ばれる器具を挿入し、超音波振動を放出するメスを左右上下に動かしながらアポクリン汗腺を破壊します。

破壊しながら吸引もしてくれるため、施術時間も短く比較的簡単にできる手術方法になります。

傷跡も小さくてすむので目立ちにくいのが特徴ですが、再発率が高い治療方法と言われています。

保険適用後の治療費用

両脇で50,000円 (すそわきが・陰部への保険適用例は報告されていません)

ボトックス注射治療

ボトックス注射治療は、陰部に『ボツリヌス菌』という菌が生成する『天然のたんぱく質（ボツリヌストキシン）』を、薬剤として注射する治療方法です。

主に、多汗症の人に施術される治療法で、ボトックス(ボツリヌストキシンまたはボツリヌス菌)が神経伝達物質のアセチルコリンの伝達をブロックし汗を抑えてくれます。

すそわきがの人でボトックス治療を受ける場合は、軽度のすそわきがの人のケースが多く、ちょっと臭いが気になる程度なら汗の量を抑えることで臭いが減少します。

ただし、保険診療はワキガのみの適用となる場合が多く、保険適用にてボトックス注射の治療を受けようとすると、重度の多汗症と診断されないといけません。

現状ではすそわきがへのボトックス注射による治療は、保険適用外となります。

保険適用後の治療費用

両脇で30,000円～ (すそわきが・陰部への保険適用例は報告されていません)

関連記事

すそわきが治療にボトックス注射は効果ある？費用(料金)や副作用について

すそわきが治療は高額！まずはセルフケアを試してみて！

すそわきが治療は、保険適用されない限りはとっても費用が高いっ!!

治療方法にもよるんですけど、だいたい20万円～40万円が相場となっています。

さらに、治療方法によっては高い治療費を払ったのに再発する恐れがあったり、傷跡が残るリスクも...。

デオドラントクリームなら「ノーリスク・ハイリターン」

デオドラントクリームは、普段の化粧水や保湿クリームと同じ要領で、毎日陰部に塗るだけで『すそわきが』の臭いを軽減してくれます。

高度な技術が必要になる治療方法は、病院選びや手術方法についても難しいことが多いですし、不安だけがどんどん大きくなってしまいますよね(;´∀｀)

そこで、殺菌成分や制汗効果のあるデオドラントクリームを試してみて！

今では、デリケートゾーンに使用できるように無添加成分にこだわって製造されていたり、効果が感じられない場合は『全額返金保証』サービスが付いていますので、気軽に試すことが出来ちゃいます♡

関連記事

すそわきが女子おすすめ【デオドラントクリーム3選】

他にすそわきがの手術や治療方法ってどんなものがあるの？

実は、上記でご紹介した手術は、当サイトではすそわきが治療で受けるのはオススメしていません。

というのも、ダウンタイムやタイオーバーに関してリスクが高いことと、高額な費用の割に再発や傷跡が残る恐れがあること。

デリケートな陰部に行う施術なので、なおさらこれらに対して敏感になると思います。

そこで、保険適用外の治療法になりますが、すそわきがに対しても受けることができる治療方法をご紹介します。

保険適用外の治療方法も実は人気！

• ビューホット治療
• ウルセラドライ
• ペアドライ
• ミラドライ
• シェービング法
• 電気凝固法

などなど、有名な方法としてはこれらが人気の治療方法になりますね(^^)

先ほどまでお伝えしていた手術と違うのは、基本的には患部をメスで切って行う施術ばかりでしたが、こちらの施術はほとんど傷を作らずに行うことが出来るのが大きな特徴です。

でも、やっぱり保険適用外の治療方法となるので、治療費も20万円～40万円ほどと高額に。

こういった審美性の高い治療方法の場合は、美容目的扱いになるために保険診療が適用されませんので、すそわきが治療に限らずワキガ治療でも『全額自己負担』が一般的ですね。

詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね♪

関連記事

すそわきがの治し方は？手術・治療・セルフケアについて

まとめ

すそわきがに保険適用で受けられる手術は、今のところほぼないと言って良いと思います。

病院やクリニックなどに問い合わせてみると、一部では受けられる可能性はありますが、ほとんどの場合はどの治療方法も全額自費負担になります。

となると、高額な費用が必要になってきますので、なかなか勇気が出ずに一歩踏み出せない状況が続いてしまいがち...。

そんな時は、とりあえず『すそわきがにも使えるデオドラントクリーム』で臭い改善してみましょう！

デオドラントクリームでのセルフケアが面倒で、治療による完治を目指したい場合は、病院や専門クリニックに相談すると良いですね(^^)

下記の記事では東京都内で治療が受けられるクリニックを紹介していますが、全国展開している医院もありますので、是非参考にしてください♡

関連記事

【東京】すそわきが治療＆手術を行うクリニック・病院まとめ｜料金表あり

 

 - 手術＆治療について